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復興願い絵入りうちわ 西区の市民団体 福島に200枚発送

 アートで東日本大震災被災地を支援する市民団体「カラーズ・エイド・フォー・イースト・ジャパン」事務局(広島市西区)は10日、芸術家や市民が復興を願って絵を描いたうちわ約200枚を福島県に発送した。

 旧日本銀行広島支店(中区)で開催中の「せかいのこどものためのへいわの美術展」の出展者と来場者や、造形教室の子どもたちも協力し、かき氷や花を描いた。「みんなとなりにいる」「がんばれ!東北」などの言葉を添えている。

 うちわは福島県内で活動する「福島ひまわり里親プロジェクト」を通じて届ける。事務局の加藤宇章(たかふみ)さん(50)は「うちわの片面の白紙には現地で絵を描いてもらい、遠くから応援する人との連帯を感じてもらえれば」と願っていた。(衣川圭)

(2011年8月11日朝刊掲載)

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