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死亡 広島の復興 記録 明田弘司氏

 明田弘司氏(あけだ・こうし=写真家)12日、肺炎のため広島市中区の病院で死去、92歳。呉市出身。自宅は広島市中区光南1の6の10。葬儀は15日午後1時から広島市中区吉島町6の18、玉泉院中央会館で。喪主は妻満智子(まちこ)さん。

 戦争から復員後の48年、広島市内で写真店を開業。仲間とヒロシマ・フォト・クラブを結成した。写真家名取洋之助さんから広島の復興を記録するよう助言され、市民生活や街の活気を撮り続けた。昨年、膨大なネガを基に初の本格的な個展を同市西区の泉美術館で開き、現在同館で開催中の被爆70年記念写真展にも出品している。

(2015年8月13日朝刊掲載)

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