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安保法案反対 市民ら200人訴え 三次で集会

 広島県三次、庄原両市の退職教職員たちでつくる県北行動実行委員会が23日、安全保障関連法案に反対する集会「ストップ・ザ『戦争法案』」を三次市十日市南の十日市きんさいセンターで開いた。両市の市民や市議たち約200人が参加した。

 三次市議会の平岡誠市議は「二度と子や孫を戦場に送らせないため、廃案に追い込みたい」と述べた。福島原発事故を受けて千葉県から庄原市に移り住んだ主婦松本みのりさん(40)は「声を上げなければ戦争に対して『YES』と判断されてしまう」と訴えた。

 集会後、参加者は横断幕やプラカードを手に、「政府は国民の声を聞け」「憲法9条を守れ」と声を上げながら市街地をデモ行進した。(野平慧一)

(2015年8月25日朝刊掲載)

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