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強制労働者遺骨 日韓有志が追悼 16日本願寺広島別院 広島市中区

 第2次世界大戦中、北海道を中心に炭鉱やダム建設で強制労働させられた韓国出身者の遺骨を返還する日韓有志の一行が9月16日、広島市に立ち寄り、中区の本願寺広島別院で午後5時から追悼会を営む。

 遺骨は115体。「70年ぶりの里帰り」として、連行された道を逆にたどりながら北海道、東京、京都、大阪、広島、下関でそれぞれ追悼会や追悼法要を営む。宗教を超え、神道やキリスト教などからも参加する。遺骨は20日、ソウル市の市立追慕公園に埋葬する。遺骨返還は、寺院住職や学識経験者たち日韓の市民有志でつくる「強制労働犠牲者追悼・遺骨奉還委員会」が主催。一乗寺Tel0164(27)2359。

(2015年8月31日朝刊掲載)

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