1万5732人の声 広島市長に託す 「ピース・アクト・ヒロシマ」冊子に 平和首長会議の都市へ
15年9月28日
平和へのメッセージを募り、発信する被爆70年プロジェクト「ピース・アクト・ヒロシマ」を展開してきた中国新聞社は25日、58カ国・地域から寄せられた1万5732人分の声を冊子にまとめ、広島市の松井一実市長に託した。会長を務める平和首長会議の加盟都市に届けてもらう。
岡谷義則社長が市役所で、松井市長に昨夏から続けてきたプロジェクトの成果を報告。「ヒロシマの願いを世界の願いに広めてほしい」と冊子を手渡した。
松井市長は「戦争のない世界に向けた一人一人の願いをつなぎ、伝える活動は大切だ」と評価。自らもその場で、ハトの形の専用シートに「今こそ人類愛と寛容による国際平和を!」と、1万5733番目のメッセージをしたためた。
中国新聞社は、寄せられたメッセージの一部を紙面で随時紹介した。専用ホームページでは全部を掲載する。音楽祭などプロジェクト関連イベントも開いた。
来月には、賛同企業・団体から寄せられた協賛金の一部を公益財団法人ヒロシマ平和創造基金に寄託する。(田中美千子)
(2015年9月26日朝刊掲載)
岡谷義則社長が市役所で、松井市長に昨夏から続けてきたプロジェクトの成果を報告。「ヒロシマの願いを世界の願いに広めてほしい」と冊子を手渡した。
松井市長は「戦争のない世界に向けた一人一人の願いをつなぎ、伝える活動は大切だ」と評価。自らもその場で、ハトの形の専用シートに「今こそ人類愛と寛容による国際平和を!」と、1万5733番目のメッセージをしたためた。
中国新聞社は、寄せられたメッセージの一部を紙面で随時紹介した。専用ホームページでは全部を掲載する。音楽祭などプロジェクト関連イベントも開いた。
来月には、賛同企業・団体から寄せられた協賛金の一部を公益財団法人ヒロシマ平和創造基金に寄託する。(田中美千子)
(2015年9月26日朝刊掲載)