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松井市長が欧州出張 平和市長会議理事会など 来月

 広島市の松井一実市長は、スペインである平和市長会議の理事会やスイス・ジュネーブの欧州国連本部で始まる原爆資料の常設展示の開会式に出席するため、11月7日から7日間の日程で海外出張する。

 会長を務める平和市長会議の理事会が開催されるスペイン東部のグラノラーズ市には7~10日に滞在。8日は平和市長会議が展開する2020年までの核兵器廃絶を目指す運動の会議に出席する。

 理事会は9、10日にあり、議長として議事を進行する。今後の活動の進め方や加盟都市の費用負担などについて議論する。

 11日はジュネーブの欧州国連本部で原爆資料の常設展示の開会式に出席。国連幹部や各国大使と意見交換する。この日は同市で開かれる関連の記念集会にも参加し、被爆地発の核兵器廃絶の取り組みを講演する。

 スペインとスイスでは長崎市の田上富久市長と行動をほぼともにする。翌12日に現地をたち、13日に帰国する予定だ。(田中美千子)

(2011年10月18日朝刊掲載)

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