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交流施設の歩み紹介 カンボジアの「ひろしまハウス」 中区であす写真展・講演

 NPO法人ひろしま・カンボジア市民交流会(広島市中区)は2日、カンボジアの首都プノンペンで運営する交流施設「ひろしまハウス」の歩みを伝える写真展と講演会を中区袋町の合人社ウェンディひと・まちプラザで開く。無料。

 会は1994年に広島アジア大会でカンボジアの選手を応援した市民たちで結成。内戦や虐殺のあった同国の復興に役立てばと、募金などで資金を集めて95年にハウスの建設を始め、2006年に完成させた。

 2日は午前11時に開場。構想、建設時の様子や、子ども図書館などを備えた今の利用状況を紹介する約100枚の写真を展示する。午後6時半から、会の理事長の平岡敬・元広島市長と、施設を設計した建築家石山修武・早稲田大名誉教授が講演する。

 昨年の会結成20年を機に企画した。国近京子理事は「さまざまな人の支えでできたハウスで交流に携わる市民の輪を広げたい」と話している。同会Tel090(4147)7739。(水川恭輔)

(2015年10月1日朝刊掲載)

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