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役員と選手30人 原爆慰霊碑に花 エスキーテニスきょう全国大会 広島市中区

 日本エスキーテニス連盟の役員と選手たち約30人が3日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に花を手向けた。市の被爆70年事業として4日に市内で開かれる全国大会を前に、平和への誓いを新たにした。

 全国から集まった同連盟の役員と、県内4大学の選手たちが参加。碑前に次々と花束をささげた後、手を合わせて黙とうした。

 エスキーテニスは、原爆の焼け跡に残った板きれでボールを打ち合ったのが始まりとされる。連盟の三吉孝理事長(61)=安佐南区=は「市民の平和への願いが込められた競技。今の平和に感謝し、若い世代に継承していきたい」と話していた。

(2015年10月4日朝刊掲載)

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