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核廃絶祈り 歌の集い20年 生協ひろしまの合唱グループ 原爆の子の像前 毎月6日

 生協ひろしま(廿日市市)の合唱グループ「虹のコーラス」が毎月6日に平和記念公園(広島市中区)の原爆の子の像前で続けてきた歌の集いが、20周年を迎えた。記念式を開き、核兵器廃絶への祈りを込めて歌い続けると誓った。

 グループは1986年に組合員で結成し、現在は21人。95年9月のフランスの地下核実験に抗議するため、翌10月に歌の集いを始め、毎月続けてきた。

 この日も、ギター伴奏で「折り鶴」など6曲を披露。息の合ったハーモニーに観光客らが聞き入った。続く記念式では、生協の職員から1人ずつ花を贈られ、「20周年」と記した横断幕を掲げた。

 片岡路子代表(47)=佐伯区=は「核兵器も戦争もなくなって平和を歌う必要がなくなるまで活動を続けたい」と意気込んだ。(水川恭輔)

(2015年10月7日朝刊掲載)

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