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原発廃炉訴え20人座り込み 市民団体など 中区

 県内の市民団体や労組の女性たち約20人が27日、全国の原子力発電所の廃炉を訴え、中国経済産業局が入る広島市中区の広島合同庁舎前で座り込みをした。

 福島県内で脱原発を訴える母親たちがこの日、東京の経済産業省前で座り込みをしたのに呼応した活動。合同庁舎前で一人ずつマイクを握り、「被爆地から二度と被曝(ひばく)者を出してはいけない」などと声を上げ、約5時間座り込んだ。

 座り込みの途中、山口県上関町の中国電力上関原発建設計画の中止を求める申し入れ書を経産局電力事業課の上田耕壮課長に手渡した。上田課長は「本省に伝える」と述べた。

(2011年10月28日朝刊掲載)

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