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広島市長ブラジルへ 22日から 平和行政アピール

 広島市は15日、松井一実市長が22~27日にブラジルへ出張すると発表した。サンパウロ市であるブラジル広島文化センター(旧ブラジル広島県人会)の創立60周年記念式典に出席。会長を務める平和首長会議のリーダー都市の一つサントス市も訪れ、被爆地の平和行政をアピールする。

 25日にある式典には広島県の湯崎英彦知事や、同行する市議会の永田雅紀議長と共に出席し、祝辞を述べる。同センターなどが24日から2週間、市内の博物館で開く「ヒロシマ・ナガサキ原爆ポスター展」の開会式にも臨む。

 また、24日は同市から約75キロ南のサントス市を訪問。パウロ・バルボサ市長と懇談するほか、市中心部のホールで開かれる市民向けのイベントにも参加し、核兵器廃絶に向けて連携強化を求める。(田中美千子)

(2015年10月16日朝刊掲載)

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