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立憲主義考える 山口県議連が学習会 山口、250人参加

 山口県議会の民主・連合の会、共産党など4会派の8人でつくる「立憲主義を考える議員連盟」は22日、初めての学習会を山口市の市民会館で開き、約250人が参加した。

 上智大の中野晃一教授(政治学)が講師を務めた。中野教授は、安全保障関連法の成立過程や問題点を解説。「安倍晋三首相は米国と結託し、憲法で許されないことを認めるシステムを一部の人たちとつくり上げた。立憲主義が壊されている」などと述べた。

 講演に先立つあいさつで、議員連盟の西嶋裕作会長は「首相のお膝元から安保関連法反対のうねりを起こしたい」と訴えた。

 同連盟は10月、両会派のほか、社民党・市民連合、草の根を含む4会派の8人が立憲主義の意義を学び、発信しようと結成した。

(2015年12月23日朝刊掲載)

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