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核廃絶へ活動強化誓う 県被団協が代表者会議

 広島県被団協(坪井直理事長)は19日、県内52カ所にある地域組織の代表者会議を広島市中区で開き、核兵器廃絶へ一層の活動強化を誓い合った。

 各地域の役員たち約100人が集まった。坪井理事長は「命ある限り、平和と人類の福祉のために頑張らないといけない」とあいさつ。日本被団協の木戸季市(すえいち)事務局次長は「手を取り合い、国に原爆被害への償いを求めていこう」と被爆者援護法改正を訴えた。

 続いて県被団協が2011年5月に結成55周年を迎えたのを祝い、結成当時の活動の様子などをまとめた映像を上映した。各地域で体験証言などに取り組む被爆者たち51人の表彰式もあった。(田中美千子)

(2012年1月20日朝刊掲載)

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