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憲法って何? 3回連続講座 解釈・改正論議…揺れる最高法規 広島弁護士会

 広島弁護士会は解釈の変更や改正論議に揺れる憲法について考える3回連続講座「憲法ってなんだろう?」を23日から月1回開く。広島市中区上八丁堀の広島弁護士会館を会場に、いずれも午後1時半~3時半。無料。

 同弁護士会の弁護士が講師を務める。初回の23日は、権力者を縛る憲法の役割など基本的な知識を学ぶ。2回目は2月13日で「投票に行くって大切!」と題し、民主主義と選挙制度について考える。最終回の3月12日は自民党が公表している憲法改正草案の問題点を検証する。

 憲法をめぐっては昨年9月、集団的自衛権の行使を可能にした安全保障関連法が多くの憲法学者が憲法違反と指摘する中で成立。改憲に意欲を示す安倍晋三首相が今夏の参院選での争点化を表明するなど議論を呼んでいる。

 同弁護士会は「憲法は国を形づくる最高法規。講座を通して憲法について考えてほしい」と参加を呼び掛けている。Tel082(228)0230。

(2016年1月21日朝刊掲載)

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