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県原水禁 座り込み ネバダ核実験の日

 県原水禁は27日、米国が61年前にネバダ核実験場で初めて核実験をした日に合わせ、広島市中区の平和記念公園の原爆慰霊碑前で核兵器廃絶を訴える座り込みをした。

 メンバーの被爆者たち約50人が参加。神崎昭男常任理事が「平和目的か軍事目的かを問わず、核と人類は共存できない意思を明確にしよう」と呼び掛けた。

 30分間の座り込みの最後に、米オバマ政権による臨界前核実験や新型核実験を批判し、核兵器全面禁止や包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期成立を求めるアピールを採択した。

 県原水禁は米国の平和団体の呼び掛けに応じ、1984年から毎年1月27日に座り込みをしている。

(2012年1月28日朝刊掲載)

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