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　広島県内に住むイスラム教徒でつくる「広島ムスリム協会」は３１日午前１０時から、広島市南区の市留学生会館で市民を招いてイスラム文化を紹介する交流会を開く。無料。

　モスクなどイスラム文化を撮影している写真家天野恵利さんが、中東諸国の生活習慣などを現地でのエピソードを交えて紹介。イスラム教の女性が頭に巻く「ヒジャーブ」や男性用の白い民族衣装「ガラベイヤ」などを試着し、記念撮影できるコーナーを設ける。中東で好まれるナツメヤシの実を乾燥したデザートを振る舞う。

　過激派によるパリ同時多発テロなどを受け、イスラム教への偏見をなくそうと企画。同協会は「楽しみながらイスラム文化を身近に感じてほしい」としている。問い合わせは同協会のメールアドレスｈｉｒｏｓｈｉｍａ―ｍ＠ｏｕｔｌｏｏｋ．ｊｐ

（２０１６年１月２８日朝刊掲載）