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竹島問題語ろう 松江で来月交流会 島根の県議連盟

 日韓両国が領有権を主張している竹島(韓国名・独島(トクト))の問題解決へ議論を盛り上げようと、島根県議会の竹島領土権確立議員連盟(竹島議連、会長・原成充県議)は2月22日、県民や国会議員らが集う初めての「竹島問題を語る国民交流会」を松江市で開くことを決めた。

 啓発活動に取り組む島根県隠岐の島町の住民や、県の竹島問題研究顧問を務める拓殖大の下條正男教授、超党派の国会議員による「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の会長を務める新藤義孝元総務相たちが出席。100人程度の参加を想定し、議論も予定する。開始時間や場所などの詳細は今後、決める。

 県が「竹島の日」と定める同日は午後1時半から、県などが主催する「竹島の日」式典が同市の県立武道館である。式典が昨年で10回の節目を迎えたのを受け、意見交換の場を求める声が出ていた。

 原会長は「交流会を成功させ、少しでも竹島への国民の関心を高めたい」と話している。(川井直哉)

(2016年1月29日朝刊掲載)

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