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島根原発周辺 活断層調査を 共産党島根県委員会

 中国電力が島根原発(松江市鹿島町)近くにある宍道断層の長さの評価を22キロから25キロに延長したことを受け、共産党島根県委員会は1日、原発周辺の活断層の徹底調査を原子力規制委員会に申し入れた。

 申し入れは、宍道断層の長さと、設備の耐震設計の目安となる「基準地震動」の根拠データ開示を要請。同断層から19キロ離れた鳥取沖西部断層と同東部断層との連続性・連動性を調査した後、基準地震動を確定するよう求めた。

 同委員会の尾村利成副委員長らが島根原子力規制事務所を訪れ、宮崎英次郎副所長に申し入れ書を手渡した。宮崎副所長は「責任を持って規制委員会に伝える」と応じた。

(2016年2月2日朝刊掲載)

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