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安保法廃止へ連携確認 「9条の会」出雲で全島根県交流集会

 島根県内34の9条の会でつくる「島根憲法9条の会ネットワーク」は30日、全県交流集会を出雲市内で開いた。昨年9月に成立した安全保障関連法に反対する各地の活動報告の後、安保関連法の廃止を目指し、連携することをあらためて確認した。

 約60人が参加。ネットワーク事務局が、県内の昨年の活動について、少なくとも計254回の学習会などを開き、延べ約1万400人の参加があったことを報告。安保関連法廃止に向けた署名への参加も呼び掛けた。

 続いて、島根大(松江市)の教授や学生たちでつくる「島大9条の会」事務局の関耕平准教授(38)が活動を発表。同市で9月5日に開かれた750人規模の反対集会が、東京で翌日あった反対集会で話題になっていたことに触れ、「島根の活動が全国の活動を励ますこともある」と継続的な運動を呼び掛けた。(秋吉正哉)

(2016年1月31日朝刊掲載)

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