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被爆2世らの枠新設 NGOピースボートが募集

 非政府組織(NGO)のピースボート(東京)は8月18日~11月29日に大型客船で21カ国を巡り、原爆被害の実態を伝える市民を募っている。9回目の「証言の航海」で、被爆者に加え、広島市の研修を受けた被爆体験伝承者などを想定した「被爆2世・継承者」の募集枠を新設した。

 横浜港発着で、東南アジアや欧州、中米などに寄港。10月には国連総会第1委員会(軍縮)が開かれる米国ニューヨークで、核兵器禁止条約締結の交渉開始を訴えるという。

 定員は被爆者は約5人、2世・継承者は若干名。活動の発信に携わる市民(出発時30歳以下)も若干名募る。いずれもビザ取得や寄港先での食事などに30万円程度必要。募集の締め切りは4月20日(必着)。申込用紙の請求や問い合わせはピースボートTel03(3363)7561。

(2016年2月5日朝刊掲載)

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