平和の花 咲かせよう 苗の配布始まる ４０ｔｈ ひろしまＦＦ
16年2月9日
５月３～５日の第４０回ひろしまフラワーフェスティバル（ＦＦ）の会場を市民が育てた花で彩る「ピースフラワープロジェクト花育」で、参加団体への苗の配布が８日、始まった。ことしは広島、廿日市両市の小中学校や企業など約２００団体が計約５万鉢を世話する。
中区の基町小にはこの日、パンジーの苗２００本が届いた。同小では５年生２１人が中心となり、水やりをする計画。門脇智樹君（１０）は「会場に飾るから責任重大。見たら明るい気持ちになれる花を咲かせたい」と張り切っていた。
花育は、市民が丹精して育てた花で平和への願いを表現するのが狙い。昨年は同区の平和記念公園に、被爆７０年を表す「７０」をかたどった。児童に趣旨を説明した寺田茂穂教諭（３４）は「世話を通し、優しい心を育みたい」と話していた。
苗は世羅町のトキファームが用意。広島市中央卸売市場の荷受会社花満（西区）や園芸店などの協力で３月末までに配る。（奥田美奈子）
（２０１６年２月９日朝刊掲載）
中区の基町小にはこの日、パンジーの苗２００本が届いた。同小では５年生２１人が中心となり、水やりをする計画。門脇智樹君（１０）は「会場に飾るから責任重大。見たら明るい気持ちになれる花を咲かせたい」と張り切っていた。
花育は、市民が丹精して育てた花で平和への願いを表現するのが狙い。昨年は同区の平和記念公園に、被爆７０年を表す「７０」をかたどった。児童に趣旨を説明した寺田茂穂教諭（３４）は「世話を通し、優しい心を育みたい」と話していた。
苗は世羅町のトキファームが用意。広島市中央卸売市場の荷受会社花満（西区）や園芸店などの協力で３月末までに配る。（奥田美奈子）
（２０１６年２月９日朝刊掲載）
