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　日本原水協などの原水爆禁止世界大会の実行委員会は９日、都内で総会を開き、今夏の世界大会の概要を決めた。メーンの「世界大会―広島」を８月４～６日に広島市で開く。

　大会は２０１５年の次回核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議の第１回準備会合が今春にウィーンであるのを受け、核兵器禁止条約の速やかな交渉開始、締結を求める世論づくりを柱に据える。昨年決議した「原発からの撤退」も討議する。

　「世界大会―広島」は４日に開会総会、５日には分科会、６日に閉会総会を持つ。これらに先立つ国際会議も広島市で２～４日にあり、全体会議や分科会を繰り広げる。長崎市での「世界大会―長崎」は８日に国際交流フォーラム、９日に全体の大会を開く。会議の具体的なテーマや、海外ゲストは今後詰める。

（２０１２年２月１０日朝刊掲載）