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平和の翼 新入行員の一歩 園児と折りづるみこし制作 40th ひろしまフラワーフェスティバル

 広島銀行(広島市中区)の新入行員が22日、西区己斐上の「のぞみ幼稚園」で、第40回ひろしまフラワーフェスティバル(FF)の「花の総合パレード」で担ぐ「折りづるみこし」を作った。

 新入行員88人と同園の園児206人が参加。折り鶴を模したみこしに、園児が和紙に描いた友達の顔や花の絵を貼り付けた。クレヨンやシールで模様を描き、高さ1・4メートル、長さ2メートルほどの計12基を完成させた。

 平和について考えながら地域の人と触れ合おうと、同行は昨年から新人研修に幼稚園でのみこし作りを取り入れた。福山北支店(福山市)に配属された千葉剛裕さん(22)は「子どもが笑顔になれる平和な社会づくりに仕事を通して貢献したい」と決意を新たにしていた。5月3日のパレードで行員たち約200人がみこしを担いで平和大通りを練り歩く。(永山啓一)

(2016年4月23日朝刊掲載)

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