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島根原発廃止 意見書を可決 「3号機も中止を」

 津和野町議会は28日、本会議を開き、「島根原発をなくし再生可能エネルギーへの転換を求める意見書案」を賛成多数で可決した。

 意見書は、原発を「人類と共存できない未完の技術」と指摘。「島根原発1号機と2号機は再稼働させず、早急に停止・廃炉させる」「3号機の新規稼働は中止し、プルサーマル計画を止める」ことを求めている。

 再生可能エネルギーの利用については、地域資源の活用で「中山間地域では農林漁業の活性化になる」と強調している。採決結果は、賛成10、反対5だった。

 このほか、総額73億6600万円の一般会計当初予算案など54議案と3意見書案を可決し、閉会した。(石川昌義)

(2012年3月29日朝刊掲載)

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