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「核保有あり得ぬ」 世耕官房副長官が強調 米副大統領発言で

 世耕弘成官房副長官は24日の記者会見で、バイデン米副大統領が中国の習近平国家主席に対し、日本は核兵器開発が可能との認識を示したことに関し、「わが国が核兵器を保有することはあり得ない」と強調した。

 世耕氏は「非核三原則は政府の重要かつ基本的な政策として今後も堅持する」と表明。さらに「原子力利用は、原子力基本法によって平和目的に極めて厳しく限定されている。核拡散防止条約(NPT)上も核兵器の製造や取得を行わない義務を負っている」と述べた。

(2016年6月25日朝刊掲載)

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