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島根1号機を初めて視察 知事

 島根県の溝口善兵衛知事は24日、中国電力島根原発1号機(松江市鹿島町)を初めて視察した。中電が1号機の廃炉工程を示した廃止措置計画について、原子力規制委員会への計画申請の容認を既に表明している。

 岸川慎一防災部長らが同行。中電島根原子力本部の古林行雄本部長、同原発の北野立夫所長たちから説明を受けた。

 1号機の建屋内では、2029年度までに敷地外へ搬出するとしている使用済み核燃料722体がある燃料プール、運転中には入ることができない原子炉格納容器内などを確認。免震重要棟も回った。

 終了後、溝口知事は「消防車を配備し、すぐに水を注入するなどの燃料プール対策が講じられているのを確かめることができた」と述べた。

(2016年6月25日朝刊掲載)

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