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免許延長の不許可 山口県に申し入れ 地元3団体 上関原発埋め立て

 中国電力による上関原発建設予定地(山口県上関町)の公有水面埋め立て免許を巡り、「原発に反対する上関町民の会」など地元の3団体が28日、中電が申請している免許延長を不許可にすることなどを山口県に申し入れた。

 同会の三家本誠共同代表(67)たち12人が県庁を訪れた。中電に補足説明を7度求め、延長可否の判断をしていない県の対応を「原発建設の可能性を残すための時間稼ぎだ」と批判。中電の補足説明文書の公開▽村岡嗣政知事の現地視察▽免許の不許可―の三つを求める申し入れ書を県商工労働部の末永睦理事に手渡した。末永理事は「正当な事由が判断できるまで審査を続ける」と述べた。

 中電は22日に村岡知事に対し、免許期間を2019年7月まで延ばすよう求める3度目の延長申請をした。

(2016年6月29日朝刊掲載)

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