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被爆電車で平和学ぼう 16日広島市内

 広島市の女性グループが16日、広島電鉄の被爆電車に乗って核兵器のない平和な世界の大切さを学ぶ催しを開く。10回目の今回で最後となる。小学生と保護者の先着25組を募っている。

 参加者は午前8時50分に広島駅(南区)に集合。原爆ドーム前(中区)を経て江波(同)へ。車中では、被爆で倒壊した沿線の建物などの写真を見ながら平和学習。11時から江波山気象館で、映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」のプロデューサー、渡部久仁子さんの講演を聞く。

 2000年の国連女性会議参加者でつくるグループ「2000+7・平和」が08年以降、ほぼ年1回催してきた。柴田幸子代表(84)は「被爆電車という物言わぬ証言者を通じて平和を考えて」と期待する。1組千円。講演のみの個人参加は500円。いずれも事前申し込みが要る。担当の西村さんTel080(5611)6411。(益田里穂)

(2016年7月8日朝刊掲載)

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