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原爆資料館で被爆体験聞く 東広島の小中生98人

 東広島市内の児童生徒98人が28日、平和記念公園(広島市中区)を訪れて原爆資料館を見学し、被爆者の体験を聞いた。被爆者たちでつくる市原爆被爆資料保存推進協議会が「平和学習バス」として企画し、32回目。

 市立の小中49校から2人ずつ参加した。市消防局庁舎であったバスの出発式では、同協議会の天野浩一郎会長(74)が「平和の尊さを考える一日にしてください」と話した。西条中2年の佐々野颯(はやて)さん(14)は「原爆を体験した人の生の声が聞きたい」と話していた。

 原爆資料館で被爆者の小倉桂子さん(78)の体験に耳を傾けた。一般参加者33人と協議会の会員11人も同乗した。(森岡恭子)

(2016年7月29日朝刊掲載)

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