×

ニュース

翻訳のプロ 被爆手記討論 広島で来月国際会議

 プロの翻訳者・通訳者が国内外から集う日英・英日翻訳国際会議が6月2、3日、広島市中区の広島国際会議場で開かれる。日本翻訳者協会(JAT)が毎年主催しており、今年で23回目。広島での開催は初めて。

 初日にある基調講演だけは一般参加も受け付ける。講師は「ミスター・ロードスター」とも呼ばれたマツダロードスターの元開発責任者で山口東京理科大(山陽小野田市)の貴島孝雄教授(63)。午前9時半からで無料。

 会議全体のテーマは「ボーダーレス化の中で」。医療現場や法廷での通訳など21の分科会などがあり、翻訳・通訳に関わる人の自己研さんや情報交換の場となる。広島ならではの分科会として、被爆手記翻訳体験のパネル討論もある。問い合わせijet-23@jat.org

(2012年5月21日朝刊掲載)

年別アーカイブ