×

ニュース

竹島問題解決へ外交交渉推進を 連合中国など集い 松江

 連合中国ブロックや連合本部などでつくる実行委員会は26日、松江市で「竹島の領土権確立を求める集い」を開いた。日韓両国が領有権を主張する島根県の竹島(韓国名・独島(トクト))問題の早期解決へ、外交交渉の推進を政府に求めるアピールを採択した。

 中国地方の組合員たち約140人が参加。中国ブロックの仲田敏幸代表代行が「政府が毅然(きぜん)とした対応をするためには、国民的世論の後押しが不可欠」とあいさつした。

 県竹島資料室の伊藤博敏・啓発推進員が県の取り組みを報告。県竹島問題研究会の佐々木茂顧問は講演で、研究の現状や県民意識の動向を説明した。集いは2007年から開き、10回目。

(2016年8月27日朝刊掲載)

年別アーカイブ