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岩国基地にも安全対策要請 山口県と2市2町

 岩国市の米海兵隊岩国基地に配備されているAV8Bハリアーが22日に沖縄本島沖で墜落した事故を受け、山口県と同市など2市2町でつくる県基地関係県市町連絡協議会は23日、同基地と国に原因の早期究明と再発防止の徹底を求めた。

 同市の高田昭彦・基地政策担当部長たちが同基地と防衛省岩国防衛事務所を訪問。岩国基地で対応したライル・ギルバート報道部長は「原因は調査中。市民の懸念は理解しており、点検整備や安全対策の徹底に努める」と答えたという。

 同日、市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」は、同型米軍機の調査・点検と結果の公表を米軍に求めるよう市に申し入れた。

 事故を起こしたハリアーは岩国基地に配備され、沖縄の第31海兵遠征部隊の指揮下にある。

(2016年9月24日朝刊掲載)

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