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沖縄墜落同機種 飛行中止を要請 廿日市の団体 首相官邸や米に

 在沖縄米海兵隊に所属する米攻撃機AV8Bハリアーが沖縄県の近海に墜落した事故を受け、廿日市市の市民団体「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会」は23日、原因を究明して公表するまで同機種の飛行を中止するよう求める要請書を首相官邸や在日米大使館、米海兵隊岩国基地(岩国市)に送った。

 要請書は安倍晋三首相やオバマ米大統領宛て。「ハリアーは1997年に岩国基地沖で墜落、2014年には米国で2度事故を起こしている」と指摘。「岩国基地の近隣に住む広島県民には不安や恐怖感が高まっている」と訴える。外務、防衛両省や広島県、廿日市市にも要請書を送った。

(2016年9月24日朝刊掲載)

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