×

ニュース

人権問題への取り組み強化 福山で県民集会

 「2016部落解放・人権政策の確立を求める県民集会」(実行委員会主催)が25日、福山市佐波町の市人権交流センターであり、約500人が参加した。

 全体集会で、実行委の川崎卓志委員長は「7月に相模原市の知的障害者施設で19人が刺殺された事件は、日本の人権状況の象徴」と指摘。人権問題への取り組みを強化していくことを確認した。

 大阪大大学院国際公共政策研究科の木戸衛一准教授が「日本は今―平和と人権の視点から~ドイツと比較しながら」と題して記念講演。「差別の実態と解放運動」や「社会啓発」など5分科会に分かれ、意見を交わした。

(2016年9月26日朝刊掲載)

年別アーカイブ