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オバマ米大統領 広島県熊野町にも礼状

 オバマ米大統領が5月に被爆地・広島市を訪問した時、特産の化粧筆セットを贈った広島県熊野町に27日、大統領から礼状が届いた。

 大統領の刻印入りの紙に、英文で謝辞とともに「国際社会が強固な関係を築き理解を深める時。日米両国が共通の目的を達成することを願う」などと記され、大統領のサインがある。東京の在日米大使館を通じて届き、ケネディ大使の礼状も同封されていた。

 同町が贈ったのは12本入りセット(4万3200円)3組。「広島訪問に敬意を表す。欧米で高く評価されている町の伝統技術。夫人と2人の娘に」などの手紙を添えた。

 三村裕史町長は「光栄なこと。これを機にさらに筆産業の振興に努めたい」と話した。(田中伸武)

(2016年9月28日朝刊掲載)

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