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電子マネー ドーム保存に イオン寄付

 大手スーパーのイオン(千葉市)は22日、買い物客が使った電子マネーカードの利用額の一部173万2080円を、広島市の原爆ドーム(中区)保存事業基金に寄付した。

 イオンリテール(千葉市)の中四国カンパニーの末次綱三支社長たち4人が市役所を訪問。寄付額は昨年2月から1年分で、松井一実市長に目録を手渡した。松井市長は「平和への思いを広く共有できる仕掛けで、ありがたい」と感謝状を贈った。

 電子マネーカードは「Hiroshima平和祈念WAON(ワオン)」。利用額の0.1%が基金に寄付される特別カードで、導入した2010年8月から約3万枚が発行された。

 イオンの寄付は昨年4月に続いて2回目。前回は45万5243円を寄付した。(胡子洋)

(2012年6月23日朝刊掲載)

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