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オバマ氏の礼状 広島県・市に届く

 広島県は25日、被爆地・広島市を5月27日に訪問したオバマ米大統領から在日米大使館を通じ、礼状が届いたと発表した。訪問に合わせて贈った記念品への返礼。

 湯崎英彦知事宛ての英文で、オバマ氏の直筆サイン入り。謝辞とともに「国際社会はより大きな関係性をつくり出し、地球規模の理解を促進するための多大な機会を提示されている」などと記されていた。県は広島訪問に合わせ、文化功労者で竹原市出身の陶芸家今井政之氏の花壺(つぼ)をオバマ氏に贈った。礼状は知事室に飾るという。

 また、広島市にもオバマ氏からの礼状が届いた。市と中国放送(中区)が贈った「まんがで語りつぐ 広島の復興」の英語版に対してとみられる。

(2016年10月26日朝刊掲載)

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