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小中学生 組曲やスピーチ 青少年育成県民会議50年 広島市中区で大会

 青少年育成広島県民会議の設立50周年を記念した大会が29日、広島市中区の県民文化センターであった。子どもたちの活動発表やスピーチがあり、約500人が耳を傾けた。

 東広島市立西条中は、地元に伝わる酒造りの歌や踊りを盛り込んだ組曲「西條」を発表。北広島町立大朝小は、古里の魅力を題材に制作したドラマを披露した。

 昨年の「少年の主張全国大会」で最優秀の内閣総理大臣賞を受けた国泰寺中(広島市中区)3年藤井志穂さん(15)は「語る思いと聞く思い」と題してスピーチ。中国新聞ジュニアライターとして被爆者のつらい体験を取材する葛藤と、それを乗り越えて伝える決意を力強く訴えた。フリーアナウンサー魚住りえさんとピアニスト恵さん姉妹による演奏会もあった。(森田裕美)

(2016年10月30日朝刊掲載)

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