×

ニュース

F35配備「安全性に疑問」 岩国 反対派700人が集会

 岩国市の米海兵隊岩国基地への米軍最新鋭ステルス戦闘機F35Bの配備反対を訴える抗議集会が20日、市役所前であった。「愛宕山を守る市民連絡協議会」など、基地の機能強化に反対する4団体でつくる実行委員会が開き、約700人(実行委発表)が参加した。

 集会では、F35Bが米国内で飛行中に出火した10月の事故を挙げ、「国が説明してきた安全性の根拠が崩れた」と指摘。来年1月以降の配備計画について「住民への説明会もない」として白紙撤回を求めた。岡村寛実行委員長(73)は「国や県市町は米国の言う安全性を信じ、住民の方を向いていない」と批判した。

 参加者は「F35B配備容認 白紙撤回」と書かれた紙を一斉に掲げた。続いてシュプレヒコールを上げながらデモ行進した。(藤田智)

(2016年11月21日朝刊掲載)

年別アーカイブ