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移民や難民テーマ 9日に国際シンポ 広島大

 「移民・難民~国際社会は人権の危機にいかに立ち向かうのか」をテーマとした国際シンポジウムが12月9日午後0時50分から、東広島市鏡山にある広島大の学士会館で開かれる。

 国境を越えた人の移動や難民問題について、シリアなどの具体的な事例を取り上げながら意見を交わす。第1部は、米国コロンビア大人権学研究所のデビッド・フィリップス平和構築・権利プログラムディレクターが基調講演。新潟県立大の猪口孝学長(国際政治)と、ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争避難民について調査を続ける広島大大学院総合科学研究科の材木和雄教授(社会学)が問題提起する。

 第2部は、この3人が、シンポを主催する広島大平和科学研究センター(平和科研)の西田恒夫センター長の司会で討論する。

 日本語と英語の同時通訳付き。無料。事前に申し込む。先着100人。平和科研Tel082(542)6975。

(2016年11月28日朝刊掲載)

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