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平和 小中生の意見 三次市吉舎で発表会

 三次市吉舎町内の小中学生7人が「平和」についての考えや意見を述べる発表会が、同町の吉舎生涯学習センターであった。青少年育成吉舎町民会議の主催で、地域住民たち約50人が聞いた。

 7人は、兄とけんかした経験やリオデジャネイロ五輪で選手同士が交友を深めたエピソードなどを紹介。「相手を理解する気持ちが大切」「争いは人間同士の衝突が原因で起きるから、きっとなくせる」と主張した。

 吉舎中3年の割下瞳さん(14)は、5月のオバマ米大統領の広島訪問について発表。米国内で反対意見が出ていた中での訪問を「勇気ある行動」とたたえ、「世界平和の実現に向けて自分たちも知識を深め、行動していかなければ」と呼び掛けた。(八百村耕平)

(2016年12月8日朝刊掲載)

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