×

ニュース

拉致問題解決 家族が訴え 広島で15日「国民のつどい」

 政府などは来年1月15日午後1時半~3時半、「拉致問題を考える国民のつどい」を広島市中区大手町の県民文化センターで開く。北朝鮮による拉致被害者の家族3人が出席し、早期解決を訴える。拉致問題への関心を高めるのが目的で、県内では初の開催となる。

 拉致された田口八重子さん=失踪当時(22)=の兄の飯塚繁雄さん(78)と、横田めぐみさん=同(13)=の弟拓也さん(48)、米子市の松本京子さん=同(29)=の兄孟さん(69)が出席する。

 北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会の西岡力会長は「新たな段階に入った拉致問題」と題して講演する。特定失踪者問題調査会の荒木和博代表は、広島県内の特定失踪者が13人いることなどを報告。家族の訴えもある。

 入場無料。先着500人で1月6日までに電話や郵送、ファクスで県国際課に申し込む。同課Tel082(513)2359。

(2016年12月27日朝刊掲載)

年別アーカイブ