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改修後の再公開 3月下旬に延期 原爆資料館東館展示 広島市中区

 構造補強工事のため閉鎖している原爆資料館(広島市中区)東館の展示スペースについて、2月に予定していた再公開の時期が3月下旬へ、1カ月程度ずれ込む見通しであることが18日、分かった。

 関係者によると、約1カ月かかる追加の工程が必要になったため。再オープンの日取りは検討中という。

 市は2014年3月に東館の改修に着手し、同年9月から展示スペースを閉鎖中。当初は再公開の時期を16年春としていたが、国の法改正に伴って構造補強工事が必要となり、同年10月へ延期。その後、工事の発注の遅れもあり、17年2月の予定になっていた。

 耐震補強工事を進める本館は、東館の再公開と入れ替わりにいったん閉じる。18年7月の両館全面オープンの日程には影響は出ない見通しという。(長久豪佑)

(2017年1月19日朝刊掲載)

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