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モンゴルの子 平和公園訪問 合唱や千羽鶴

 鳥取県を訪れ、ホームステイしているモンゴルの子どもたち6人が25日、平和学習のため、広島市中区の平和記念公園を訪れた。

 日本語を学ぶ10~12歳で、鳥取県モンゴル中央県親善協会の招きで6日から29日まで来日。この日は、交流先の日吉津村の小学生9人と広島を訪れた。

 ピースボランティアの品川正則さん(71)=南区=の案内で園内を回った。原爆の子の像では、手をつないで像を囲み、佐々木禎子さんをモチーフにしたモンゴルの歌「ヒロシマの少女の折鶴」を合唱。母国から持参した千羽鶴をささげた。

 入市被爆した豊永恵三郎さん(73)=安芸区=の証言も聴いた。ボロルトヤーさん(11)は「一瞬で命を奪い、建物を壊す原爆はひどい。母国に帰って学んだことを伝えたい」と話していた。(増田咲子)

(2012年7月26日夕刊掲載)

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