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「平和大行進」 広島県福山入り 市原水協など 核廃絶訴え

 核兵器廃絶などを訴えて全国をリレーしている原水爆禁止国民平和大行進(日本原水協などの実行委員会主催)が26日、福山市入りした。

 正午すぎ、市東部の大門町で笠岡市の一行から福山市の約90人が横断幕を引き継いだ。市役所まで約10キロを歩き「核兵器のない世界の実現は夢ではない」「核兵器も原発もなくそう」などと訴えた。

 市原水協の佐方光理事長(82)は「核兵器も原発事故も放射線被害を生む。8月に向け廃絶の主張を広げたい」と話した。

 27日には非核・平和行進(原水禁国民会議主催)、28日には日本山妙法寺(東京)の僧侶たちの平和行進がそれぞれ福山市入り。いずれも8月4日までに広島市に到着する。(久保友美恵)

(2012年7月27日朝刊掲載)

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