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原爆と人間パネル展 絵や惨状伝える手紙 尾道

 「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」のパネル展が、広島県尾道市東御所町の福屋パブリックギャラリーで開かれている=写真。原水爆禁止尾道市協議会の主催。8月1日まで。

 原爆資料館などが所蔵する写真や絵など23点を展示。建物の下敷きになりながら、必死に助けを求める女性を描いた絵や、被爆者が孫に宛てた惨状を伝える手紙などが並ぶ。原爆の熱線や放射線、爆風について説明したパネルもある。

 尾道市門田町の無職富田薫さん(64)は「一日も早く核兵器がなくなってほしいとの思いを強くした」と見入った。無料。午前10時~午後7時半。最終日は午後4時まで。Tel090(7771)4687。(木原由維)

(2012年7月28日朝刊掲載)

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