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巡る「この世界の」舞台 広島・呉であすから「ラリー」

 異例のヒットとなったアニメーション映画「この世界の片隅に」の舞台、広島や呉を巡る「キーワードラリー」を地元支援者が企画し、18日から参加を受け付ける。キーワードを記入するスタンプシートを配り、主人公の女性すずが嫁いだ行程をたどってもらう。

 スタートは江波山気象館(広島市中区)。入館時にシートと記念のポストカードがもらえる。参加者は、広島電鉄の江波電停やJR呉駅など計9地点でキーワードとスタンプを集める。ゴールの入船山記念館(呉市)でシートを完成させると2枚目のポストカードがもらえる。

 3月20日まで、先着3千人。対象は高校生以上。呉市では市立美術館と大和ミュージアムでも、シートを持参して入館するとポストカードがもらえる。作中、すずが1944年2月に広島から呉へ嫁いだことにちなむ企画で、映画の製作委員会などが協力した。「このセカ」案内所Tel0823(36)3902(火曜休館)。(石井雄一)

(2017年2月17日朝刊掲載)

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