核兵器禁止条約交渉 広島市議有志が外相に参加要請
17年3月24日
広島市議会(定数54)の有志39人でつくる核兵器廃絶広島市議会議員連盟は23日、米ニューヨークの国連本部で27日に始まる「核兵器禁止条約」の制定交渉会議に、日本政府が参加するよう求める要請書を外務省に出した。
碓井法明会長と渡辺好造副会長が外務省を訪ね、条約制定に向けてリーダーシップを発揮するよう迫る内容の要請書を、岸田文雄外相に手渡した。面会は非公開で、岸田外相は「参加するかしないかを含め、政府全体としてしっかり考える」と述べた、という。
要請書提出は、22日の議員連盟総会で決定した。終了後、取材に応じた碓井会長は「核兵器廃絶に向けた最大のチャンスを逃すべきではない。被爆国の日本は当然、会議に参加すべきだ」と話した。
(2017年3月24日朝刊掲載)
碓井法明会長と渡辺好造副会長が外務省を訪ね、条約制定に向けてリーダーシップを発揮するよう迫る内容の要請書を、岸田文雄外相に手渡した。面会は非公開で、岸田外相は「参加するかしないかを含め、政府全体としてしっかり考える」と述べた、という。
要請書提出は、22日の議員連盟総会で決定した。終了後、取材に応じた碓井会長は「核兵器廃絶に向けた最大のチャンスを逃すべきではない。被爆国の日本は当然、会議に参加すべきだ」と話した。
(2017年3月24日朝刊掲載)