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平和願い 米生徒と折り鶴 広島市南区の段原中で交流

 広島市南区の段原中に27日、米オレゴン州のマウントテーバー中の生徒37人が訪れ、折り鶴を折るなどして全校生徒約470人と交流した。

 学年別に13の教室に分かれ、段原中の生徒が折り鶴を折る手順を教えた。身ぶり手ぶりを交えながら仕上げた。折り鶴は、段原中の生徒会のメンバーが今夏、原爆の子の像(中区)にささげる。

 3年藤原可那さん(14)は「折り鶴は平和の象徴。米国で折り方を広めてもらい、平和な世界づくりにつなげてほしい」と願った。

 平和教育の一環で来日しており、交流はことしで3回目。1年生は体育館で紙飛行機作りも楽しんだ。名前と平和を祈るメッセージを記して飛ばした。(政綱宜規)

(2017年4月28日朝刊掲載)

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