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企業、広島市に協力求める 折り鶴の「循環」活用事業

 印刷機販売のコニカミノルタジャパン(東京)の和田幹二取締役(59)が17日、広島市役所で谷本睦志市民局長と会談した。平和記念公園(中区)の原爆の子の像に集まった折り鶴の「循環」事業を紹介し、協力を求めた。

 事業は昨年7月、紙器販売のトモエ(安佐南区)など計4社が共同で始めた。コニカミノルタは愛知県の容器メーカーと連携し、折り鶴を折り紙へ再生。東京の大手旅行会社が、修学旅行生たちに有償で提供し、再び千羽鶴として原爆の子の像へささげてもらう。

 和田取締役は、トモエの高丸晃会長(74)とともに訪問。「平和への願いが社会に循環するよう、折り鶴活用に力を入れたい」と表明した。谷本局長は「ぜひ取り組みを広げてほしい」と期待した。

 市は3月、循環事業が折り鶴活用にふさわしいとする確認書を4社と交わしている。(奥田美奈子)

(2017年5月18日朝刊掲載)
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